【作家インタビュー】vol.32 パンチニードル作家 サトウキミコさん

【作家インタビュー】vol.32 パンチニードル作家 サトウキミコさん
【作家インタビュー】vol.32 パンチニードル作家 サトウキミコさん

作家インタビュー vol.322021.09.16

パンチニードル作家 サトウキミコさん

CRAFTINGをご覧いただいている皆様、こんにちは。

今週は、
「ムーミン」の世界を楽しむ刺しゅうレッスンの
パンチニードル作品の制作にかかわってくださった
laglag__ サトウキミコさんの作家インタビューとなります。

専用の針に糸を通してざくざく刺すだけで、
もこもことした模様を描くことができるパンチニードル。

初心者の方でも手軽に、かわいい作品を作ることができる今注目のクラフトですが、
サトウさんが制作されているオックスフォードパンチニードルの特徴はどんなところなのでしょうか?
またサトウさんとパンチニードルの出会いについてもお話しをお伺いしました。

パンチニードルと出会って、手仕事が好きだと気づいた

「パンチニードルには2つの種類があります。

  • 刺繍糸などを使う細い針のニードル
  • 毛糸などを使う太い針のニードル

それぞれ制作できる作品が異なるのですが、
わたしの扱うオックスフォードパンチニードルは
ラグを制作する為に開発された道具で毛糸などを使う
太い針のニードルを使います。

私とパンチニードルの出会いは、2014年。
フックドラグの制作から始めました。

2017年にSNSを通じ、フックドラグをより簡単に制作できるように
開発されたオックスフォードパンチニードルに出会いました。

当初は日本で購入できず、個人輸入で購入したりして楽しんでいました。

私自身は、手芸は元々苦手だと思っていたのですが
フックドラグなどをはじめて手仕事が好きなんだと気づくことができました」

アメリカでオックスフォード社代表エイミーオックスフォード氏に直接指導を受けられたそうですが、
このクラスを受講することになった経緯についてお伺いしました。

実際に現地で学びたいと思い、オックスフォードカンパニーを訪問

「2018年にオックスフォードパンチニードルの販売資格取得についてエイミー氏へご相談していました。

2019年春からパンチニードルの販売とワークショップの開催が決まり、
実際に現地で学びたいと思い、オックスフォードカンパニーを訪問しました。

5日ほどの短期滞在でしたが、エイミー氏のご家族と一緒にレゲエのライブへ連れていってくださり、
所有されているボートでシャンプレーン湖を周遊しながらランチを振る舞ってくださいました。
訪問を歓迎していただき、楽しい時間を過ごすことができました」

なぜオックスフォード社のパンチニードルを選ばれたか、お伺いしました。

絵を描く様に自由なデザイン、形を制作できるところが魅力

「オックスフォードパンチニードルと出会った2017年ごろは
太い糸用のパンチニードルはわたしの知る限り他にありませんでした。

オックスフォードパンチニードルは身体への負担を軽減する
人間工学に基づいたデザインになっていてとても使いやすいんです。

絵を描く様に自由なデザインや色、形、大きさの作品を制作することができるのが魅力です。
無心になって刺す時間はとても癒されます。

忙しい合間にも少しずつ刺し進めることが出来るので、
育児やお仕事で忙しい方にもおすすめですよ」

◆作家プロフィール laglag__ サトウキミコ

2014年フックドラグ用の針を使い、作品づくりを開始。

アメリカのバーモント州にて、オックスフォード社代表 エイミーオックスフォード氏に直接指導を受ける。

現在、子どもから大人向けまでのさまざまなワークショップを毎月開催しながら
百貨店やイベントへの出展も行う。

著書に『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』(日本文芸社)がある。

美しいデザイン。制作することで心癒される時間。
パンチニードルのステキな世界をサトウさんが楽しく語ってくださいました。

この続きは、また来週お届けします。

皆様、良い1日をお過ごしください。


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