よくある質問
マット装飾で楽しむフランス額装
額装用マットに裏表はありますか?
表面を触ってみて、なめらかな方が「表」、ざらざらしている方が「裏」です。材料セットの額装用マットは両面同じ紙のため、裏表の区別はありません。
製図をする時に、まっすぐに線を引くコツはありますか?
窓枠や線を描いたあと、少し離して見て違和感があるときは、線が歪んでいることが多いです。カットする前に一度確認しましょう。
額装用マットを上手にカットするコツはありますか?
カッターナイフの刃を真上から垂直に入れて、最初は力を入れずに溝をつくり、カッティングマットに当たるまでゆっくりなぞる気持ちで刃を入れていくと、きれいに切れます。
額装用マットの切り口がギザギザになってしまいました
大きなささくれ状態でなければ、細目(#320~800程度)の紙やすりを使って、滑らかにしてから紙を貼りましょう。
なぜ「インチサイズ」の額を使用するのですか?
写真やポストカードなどの小ぶりなものを額装する際に、比較的、余白部分を均等・適正な幅につくりやすいサイズが、既成額サイズの「インチサイズ」となります。
マットに装飾する色紙は3色と決まっているのですか?
今回のデザインでは3色を重ねましたが、枚数を増減してもまた違った表情が楽しめます。ぜひお試しください。
スチレンボードとは何ですか?
高密度の発砲スチロール板に、両面紙が貼ってあるボードです。
今回は厚さが3mmのものと7mmのものを使用しています。
材料セットの色紙は何の紙ですか?
フランスのキャンソン社のミタント紙です。しっかりとした厚みもありヨレにくく、フランスらしい色合いも魅力です。
カードをマットに固定する際に、テープで止めるのは一か所で良いのですか?
湿度変化があっても、カードが伸び縮みができるように、一か所だけとめています。全体で固定しないことで、固定していない部分でカード伸び縮みできるようになります。
なぜ接着剤を水で薄めるのですか?
作業中に乾燥してしまわないようにするためです。
おすすめの接着剤や、水で薄める以外の方法はありますか?
接着剤は、素材にダメージの少ない中性の糊を、水で薄めずに使うのが最適ですが、
今回は比較的、手に入りやすく、機能的にも価格的にもおすすめの木工用などの水性接着剤を使用しています。水で薄めて作業時間を確保していますが、水分が多すぎるとシミになりやすいので注意が必要です。
お部屋で飾る時の注意事項はありますか?
なるべく、直射日光の当たらない、湿度変化の少ない場所に飾りましょう。
紙は直射日光で色褪せたり、湿度変化でヨレたり縮んだりします。
自分で色紙を用意する場合、どのような種類の紙を選ぶと良いですか?
今回、使用しているキャンソン社の「ミタント紙」の厚さは、160/㎡です。
これと同等か、やや薄いくらいの色紙のほか、ラッピングペーパーやスクラップブッキングペーパーなどでも楽しんでいただけます。一般的なコピー用紙や折り紙程度の厚さのものですと、扱いが難しくなります。
額装用マットなどの材料はどこで買えますか
額装用マットやスチレンボードなどの材料は、画材屋さんや額縁屋さんで取り扱っていることが多いです。