よくある質問
マット装飾で楽しむフランス額装

表面を触ってみて、なめらかな方が「表」、ざらざらしている方が「裏」です。材料セットの額装用マットは両面同じ紙のため、裏表の区別はありません。
窓枠や線を描いたあと、少し離して見て違和感があるときは、線が歪んでいることが多いです。カットする前に一度確認しましょう。
カッターナイフの刃を真上から垂直に入れて、最初は力を入れずに溝をつくり、カッティングマットに当たるまでゆっくりなぞる気持ちで刃を入れていくと、きれいに切れます。
大きなささくれ状態でなければ、細目(#320~800程度)の紙やすりを使って、滑らかにしてから紙を貼りましょう。
写真やポストカードなどの小ぶりなものを額装する際に、比較的、余白部分を均等・適正な幅につくりやすいサイズが、既成額サイズの「インチサイズ」となります。
今回のデザインでは3色を重ねましたが、枚数を増減してもまた違った表情が楽しめます。ぜひお試しください。
高密度の発砲スチロール板に、両面紙が貼ってあるボードです。 今回は厚さが3mmのものと7mmのものを使用しています。
フランスのキャンソン社のミタント紙です。しっかりとした厚みもありヨレにくく、フランスらしい色合いも魅力です。
湿度変化があっても、カードが伸び縮みができるように、一か所だけとめています。全体で固定しないことで、固定していない部分でカード伸び縮みできるようになります。
作業中に乾燥してしまわないようにするためです。
接着剤は、素材にダメージの少ない中性の糊を、水で薄めずに使うのが最適ですが、 今回は比較的、手に入りやすく、機能的にも価格的にもおすすめの木工用などの水性接着剤を使用しています。水で薄めて作業時間を確保していますが、水分が多すぎるとシミになりやすいので注意が必要です。
なるべく、直射日光の当たらない、湿度変化の少ない場所に飾りましょう。 紙は直射日光で色褪せたり、湿度変化でヨレたり縮んだりします。
今回、使用しているキャンソン社の「ミタント紙」の厚さは、160/㎡です。 これと同等か、やや薄いくらいの色紙のほか、ラッピングペーパーやスクラップブッキングペーパーなどでも楽しんでいただけます。一般的なコピー用紙や折り紙程度の厚さのものですと、扱いが難しくなります。
額装用マットやスチレンボードなどの材料は、画材屋さんや額縁屋さんで取り扱っていることが多いです。