今日は2月8日、皆様はどんなことをしてお過ごしですか?
2月8日と12月8日のことを「事八日」(ことようか)、
「事の日」などと呼ぶそうです。「事八日(ことようか)」には
お世話になった道具を片付け感謝する風習があるとされています。
代表的な行事が「針供養」。ニュースなどで折れたり、
曲がったりしてしまった針を柔らかい豆腐やこんにゃくなどに
刺して供養する行事を御覧になられたことはありますか?
(※画像はイメージです)
江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を願うまつりとして広がったそうですが、当時は針が働き者、とても良く使われていたことが伺えますよね。
今日は「事八日」にちなんで、和のテイストが新鮮なレッスンキットを
材料セット等のお道具もいっしょにご紹介します。
thread jewelry Riccaさんデザイン
加賀ゆびぬき&ピンクッションセット
加賀ゆびぬき作家・thread jewelry Riccaさんデザインの
加賀ゆびぬきとお揃いのピンクッションが作れるレッスンです。
着物をイメージさせる「矢羽根模様」のゆびぬきとピンクッション。
使い勝手の良いピンクッションに仕上げるには、
「外はしっかり、中は柔らかめ」がコツです。
絹の上品な薄紅色と、色鮮やかな羊毛でお裁縫箱がパッと華やかに。
ピンクッションの針やま部分に羊毛をフェルティングして作ります。
絹糸は京都の老舗糸屋「糸六」の絹糸を使用。ピンクッションにする
羊毛や針もセットに入っています。
米永真由美さんのビーズ刺し子 がま口(大)「十字亀甲」
人気作家米永真由美さんさんのビーズ刺し子のデザインが華やかなレッスン。
「十字亀甲」文様は縁起の良い柄とされています。
亀甲は『長寿』、十字は『充分に満ち足りている』の意味があり、
正六角形が 亀の甲羅に似ているため、亀=長寿という由来があります。
横・縦に刺していくと、模様が浮かび上がります。
とても簡単なので、初めてさんでも安心です。
無心で楽しく刺しゅうができて、制作の達成感が味わえます。
【AYUFISH int.さんの刺し子キット】
刺し子クロスキット アラン
草木染めの糸を使用し、簡単な仕立てをした後に布にプリントされた
図案に沿って刺し進めることができ、初めての方でもお気軽に始められます。
キッチン周りやインテリア、服飾雑貨など、テキスタイル感覚で
お楽しみいただけます。現代的で親しみやすいデザインの本キットを
とおして、刺し子の面白さや奥深さを、一人でも多くの方と共有できる
きっかけになれたら嬉しいです。
私もミシンを始めたばかりの頃、無謀にも厚い生地を縫って
ミシン針が折れた時に心が痛んだことが思い出されます。
お世話になった針が曲がったり、折れても直ぐに捨てずに
労うという発想があたたかくて良いなあと毎年ほっこりするのですが、
お道具に愛着を持つくらいに手芸の時間を楽しく長く続けられたら。
今週もHappyなハンドメイドの時間をどうかお過ごしください。