6月の6日となりました。
2024年は令和6年にあたりますから、今日は6が3つ並ぶ日ですね。
くるくると6が並ぶ、なんとも可愛らしい日。
くるりとしたカップ咲きが美しい花の一つに芍薬(ピオニー)があります。
6月のお花屋さんでこの時期だけ並ぶこの花が個人的には大好きなのです。
とても華やかに見える姿とは反対に花言葉は「恥じらい」「はにかみ」
というギャップや強すぎないふんわりとした甘い香り、ずっと眺めていられる
まあるいお花の形状、和名のとおり漢方薬の原料としての歴史も長く
人を癒す力もあるところなど、推しのお花として魅力を語り始めるとたくさんあります。
梅雨どきの気持ちまで曇りがちな時期に、その存在だけで
明るくしてくれるお花たちの存在。この時期の紫陽花も同じくです。
「集(あず)+真(さ)+藍(あい)」が変化したものなのだとか。
紫陽花の花色は土の酸度によって変化し、アルカリ性で赤、
酸性で青になることを知らず、自宅庭に白いアジサイを
植えたら翌年青く変化したことにびっくりことを思い出します。
名所のお寺など、雨の中の風情のある初夏の佇まいは紫陽花ならでは。
今週のCRAFTINGマガジンはこの時期に手仕事としても楽しみたい
紫陽花をモチーフにしたレッスンをご紹介します。
大・中・小の花びらを複数組み合わせて、
丸くボリュームのある紫陽花を作ることができる布花のレッスンです。
ほかにもao.さんの布花レッスンでは
コスモス や銀木犀 、勿忘草など趣きのある植物の造形を
作品にすることができます。
強度のある花びらを作ります。コテを使って花びらや葉に形をつけて、
花の表情を豊かに表現しましょう。
フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいデザインです。
【Petitさんのアクセサリーキット】
あじさい&ペリドット イヤリングキット
つぶつぶとしたビーズがお花を思わせるデザインです。
こちらはアジサイをモチーフにしたデザインです。
イヤリングパーツは【ニッケルフリー】になります。
亀井淳子先生のポーセラーツ&キルンアートのレッスンです。
この講座では転写紙を組み合わせて鳥かごとあじさいの作品を作ります。
転写紙の貼る手順を確認しワンファイヤー(1度焼成)で仕上げていきます。
細いラインの鳥かごのラインはどなたでも「簡単」に「まっすぐ」に
貼れるテクニックで作っていきます。不器用な方、初心の方でも
安心して楽しみながら作品に仕上げることができます。
※この講座で使用している教材は、以下のキルンアートサイトから
ご購入頂けます。https://www.kilnart.jp/
6月の6のつく日に 紫陽花の切り花に半紙で願い事を書き結ぶ
『紫陽花守り』と呼ばれる風習があるそうです。
飾ることで、厄払いなどのおまじないとなるのだとか。
雨の多い6月の和名が水無月と書くのは不思議な気がしますね。
梅雨どきの体調管理が難しい季節、どうかご自愛ください。
そして皆様の日々の暮らしのなかに手仕事の幸せがありますように。