CRAFTINGをご覧の皆様、こんにちは。
先日某TV番組で入社式のシーンを見ました。
コロナ禍ということもあり、皆さんマスク姿ですが
(なかなかお顔が覚えられなくて大変な時期ですね…)
新入社員の皆さんのフレッシュなスーツ姿が眩しく映ります。
遠い昔…、新卒入社した頃をあらためて思い出しました。
最初に先輩に教えていただいたのは、たしかお客様にお茶をお出しすること。
夏は冷たいもの、冬は温かいもの。来客時間の長さにあわせた分量の調節、
お出しするタイミングなど細やかに考え、都度ご用意することがたくさんあったと記憶しています。
ただお茶を出すだけでは、仕事をしたとは認めてもらえませんでした。
仕事は相手があってこそ。お客様に喜んでいただきたいという気持ちを忘れずに。
働く基本を学ばせていただいた、当時の4月を懐かしく思いました。
随分叱られもしましたが、今は自然と感謝の気持ちしかありません。
今週は初心にかえるような気持ちで、お客様のお声を頼りに
4月に入って受講が増え「動画がわかりやすかった」「作品の使い勝手も良いです」と
メッセージをいただきました、北欧のかご編みレッスンをご紹介いたします。
紙バンドで作るラトビア風かごバッグ
ラトビアかごのスタンダードなデザイン、大きめな「かごバッグ」がつくれるレッスンです。
北ヨーロッパのバルト海に面したラトビアの伝統的な手仕事を再現。
紙バンドで追いかけ編み3本縄編み、斜め編みなどの技法を使い、
ラトビアのスタンダードなかごバッグがデザインされています。
【でき上がりサイズ】
約 口幅 31cm 底まち 13cm 深さ 20㎝
(持ち手までの高さ 約31cm)
紙バンドで作る リトアニア風のかご レッスン
ハードタイプの紙バンドでしっかり編み上げるレッスンです。
お部屋と食卓を彩る、透かし編みの美しいかごをおつくりいただけます。
底の組み方、透かし編み、クロスステッチ編みのテクニックを盛り込んだ作品は、
ハードタイプの紙バンドでしっかりと編み上げます。
自然に囲まれた暮らしの中から生み出された
リトアニアのヤナギの枝を薄く、細く整えて編んだ繊細で透かし編みの美しいかごが
紙バンドを使って表現されています。
古木明美さんの紙バンドで作るかご編み
基本の「輪編み」からスタート、ステップアップしながら素敵なかごが作れます。
柔軟性があって編みやすい、再生紙で作られた上質な紙バンド。
収納に便利なインテリア用と、お出かけ用のかごバッグ作りを
ステップアップしながらお楽しみいただけます。
紙バンドで作るラトビア風ゴッドアイのかご
持ち手の付け根に、ひし形の飾り編みを施したゴッドアイの古典的なデザイン
北欧のバルト3国のひとつ、緑豊かな国ラトビアの伝統的な手仕事、
天然素材のヤナギで作られるバスケットを、紙バンドで表現しました。
持ち手の付け根に、ひし形の飾り編みを施したゴッドアイのかごは、
引き返し編みのテクニックを使った古典的なデザインです。
【でき上がりサイズ】
約 口幅 21cm 底まち 17cm 深さ 10㎝
(持ち手までの高さ 約20cm)
ご紹介したすべてのレッスンのデザイン:古木明美
2000年より紙バンドでの作品制作を始める。現在は書籍や雑誌への作品提案する傍ら、
カルチャースクールやアトリエで講師を務める。ヴォーグ学園講師。
著書に『紙バンドで作る 編み応えのあるかご』、
『紙バンドを結んで作る ずっと持ちたいかご』(共に日本ヴォーグ社刊)、他多数。