CRAFTINGをご覧の皆様、こんにちは。
2月も3週目に入りました。
また季節が少し進んだ気がします。
立春に我が家はお雛様を飾りました。
毎年の家族の行事のようなささやかなイベントです。
早咲きの桃の花が近所の花屋さんに入る頃、
今年も娘の成長と健康を願う桃の節句を
無事迎えられて良かったなと思いました。
東京は陽射しの色合いも少しずつ柔らかくなって
あたたかさを取り戻しつつあるように思います。
ふわり、朗らかな春の風をつれてきてくれるような
繊細で可憐なレースのアクセサリーのレッスンを
本日はご紹介いたします。
春を待ちながら、楽しくおうち時間で作ってみませんか？
ボビンレースの小さなアクセサリーレッスン
2月14日に開講したばかりの新レッスンからご紹介いたします。
麻糸や刺しゅう糸、絹糸を使った美しいボビンレースアクセサリーが作れる講座です。
伝統の麻糸はもちろん、刺繍糸や絹糸を使用するYUKIさんならではの
スペシャルなアクセサリーづくりで、ボビンレースの基本が体験できるレッスンです。
お道具のセッティングやボビンの動かし方など初心者さんが戸惑いやすい基本のノウハウはもちろん、
これまでワークショップで伝えてきた便利なテクニックやアクセサリーのお仕立てプロセスまで、
丁寧に解説したレッスンブックやスローテンポで収録した動画で学んでいただけます。
四つ組みのビーズミサンガ
デザイン・監修：“ITO-TOWA style” YUKI
本場ベルギーの技法をベースに、多彩な色づかいによるサンプラーや、
結わえて飾れるボビンレースの新しいかたち『KOYORiBBON®（コヨリボン）』を考案するなど
オリジナルのボビンレースの愉しみ方『ITO-TOWA style』のプロジェクトを企画。中崎久美子先生に師事。
『妖精のレース』とも呼ばれる複雑華麗な『バンシュ・レース』の製図法でアクセサリーを
コンパクトにデザインし、レース専門誌『KANT』や国内の手芸コンテスト（『贈る展』2017 年越前屋賞受賞）にて発表。
ワークショップを中心に活動中。ATELIER 24 PAIRS 主宰。
トルコの伝統手芸オヤのレッスン
ビーズを入れながら編む楽しい技法をアクセサリーに取り入れたレッスンです。
「オヤ」とは、トルコの女性たちが被るスカーフの周囲を彩る縁飾りのこと。
美しいオヤのモチーフの中から、かぎ針（レース針）でビーズ（ボンジュック）を
編み込むレース編み（トゥーオヤ）の技法をアクセサリーにアレンジしてご紹介します。
Lesson1 葡萄の実のブレスレット
講師プロフィール：西田碧・CRKdesign（ビーズの縁飾り研究会）
2006年より、トルコのオヤに魅了され日本の素材と編みやすい技法を研究。
ユニットで活動し、『ビーズの縁飾りVol.1～3』（グラフィック社刊）、
『ビーズを編み込むすてきアクセサリー1・2』『縁飾り（オヤ）の見本帳』
（高橋書店刊）を出版。ヴォーグ学園、トルコ文化センターなどで講師を務める。
伊禮千晶さんのタティングレース
シャトルで編む優雅なタティングレースを楽しみませんか？
ヨーロッパから伝わる優雅で上品なレース編み、タティングレース。
シャトルの使い方から表目・裏目・ダブルステッチなどの基本的な編み方を学びます。
アクセサリーやポーチなど6作品、センスの光るおしゃれが楽しめます。
わかりやすいワンポイントのミニ動画つきです。
Lesson1 「モチーフつきのブレスレット」
講師プロフィール：filigne 伊禮千晶
10年間のアパレル勤務ののち、タティングレース技術を習得。2012年、
独自のブランド filigne（フィリーニュ）を立ち上げる。現在、タティング教室やワークショップ、
各イベントなどで活躍中。「はじめてのタティングレース」（6月末発売、小社刊）に作品を発表。
冬の間は締め切ってばかりだったおうちですが
お掃除の際など思い切って窓を開けて、さっと風の通り道をつくると
爽やかな気持ちまで運んできてくれる気がしています。
コロナ禍が長く続きますが、毎日のことを整えながら
自分が前を向いていられる工夫をコツコツと。
家事のなかにも手仕事のなかにも、
春のやさしさを感じたい2月です。
レースアクセサリーづくりで
皆様に春が少しでもお届けできていますように。
今週も皆様どうか健やかにお過ごしください。