<special企画>刺しゅうカレンダー2022発売記念 作家インタビュー2021.10.21
【12月編】 マカベアリスさん
10月21日に発売の「刺しゅうカレンダー2022」リリースを記念して
1月から12月までの刺しゅうカレンダー制作にかかわってくださった
12人の刺しゅう作家さんにインタビューさせていただきました。
後編では、7月から12月までご担当いただいた作家さんからの
メッセージをお預かりしています。
12月は、マカベアリスさんに制作していただきました。
刺しゅう作家になられたきっかけを教えてください。
友人に誘われて、グループ展に刺しゅう作品を出展した事から、
ギャラリーやショップのオーナーにお声がけ頂き、
作品を販売するうちにいつの間にか「作家」になっていたという感じです。
作品づくりで大切にされていることをお伺いさせてください。
植物を主なモチーフにしているのですが、
生き生きと見えるような図案作りを心がけています。
あとは配色にも気を配ります。
お気に入りの刺しゅう道具、手芸道具があれば教えてください。
・糸切りばさみ
(ドイツのゾーリンゲンのもの)
・目打ち
(リネンを裁断する際、織糸を抜く。そうすると布目に沿ってまっすぐに切れるので)
今回の刺しゅうカレンダー作品に込めた思いをお聞かせください。
クリスマスの時期ということで、糸の色は赤と緑を中心に使いました。
「天から祝福が降りて来る」ようなイメージです。
最後に、受講生の皆様にメッセージをお願いします。
色とりどりの糸を使い、ひと針ひと針描いていく刺しゅうは、
時間がはかかりますが、それだけにできた作品への愛着は一入だと思います。
先を急がずに丁寧にステッチを刺していくことが、上達への近道だと思います。